Tシャツでギュッと(Merry Christmas For You/内田有紀 1995)
雪も降って冬らしくなった福岡から
一年ぶりのこの企画をお届けします。最初は”ゆき”さんから(苦笑)
当時は、女優として大活躍していた内田さんですが、
このように歌手活動もしっかりされておりました。
90年代末期までは、女優をしながら歌手というのは活動範囲としては
よくあることでしたし、名曲もたくさん生まれていたんですね。
現在では分業化がかなり進んでいて、それぞれの役割でプロ化が
進んでいるような気がしますね。
さて、このアルバム、身内のスタジオライブに招待された・・という
シチュエーションで楽しげに歌っておられます。
業界のりを覗き見るのが楽しかった時代・・
ご本人とても楽しそうで曲間に「きもちいい!」のコメント多数。
このアルバムを聞くシチュエーションによっては、かなり空しさが
残るかも・・ですが、私は楽しく聴けたくちですね。
取り上げたこの曲、そんなはじけた雰囲気の中でも、
夏の彼氏を「Tシャツ」に例えた泣き系切なソング。
少しトータルな流れからは浮いておりますが、名曲でしょう。
最後のトークも含め、いまだからこそ聴いて価値ある
そんな思いを感じたアルバムでした。
自己レスです。
この記事を書くころには到底うかがい知れなかった芸能ネタが飛び込んできました。
どっぷり家庭に入っていた彼女に何が足りなかったのか・・・
芸能人としてではなく、一人の女性として
何を望んでいたのか・・・
このアルバムを聴いていたときに感じた何かが、その答えだったような気がします。